第1章 眠り姫は秘密の部屋へ

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いつの間にか眠っていた。 その事に気づいたのは、額に誰かのひんやりとした手があてられたからだった。 目は閉じているけど意識はある、みたいな状態です。 この手の正体は、俺が熱か何かにおかされて倒れていると思ったのだろうか。 ねつ、ないよ。うん。 でもいっこうに手が退かない。 というか。 上下に動き出した。 ナデデイル?? 脳内に?が浮かぶ。 綺麗なすべすべした手が今度は髪をとかしはじめた。 スル…スル…と、段々気持ちよくなってきちゃったわ。まじか。 この状況は相当気味悪いと思うけどね、 何だろう また眠くなってきた
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