第1章 眠り姫は秘密の部屋へ

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そして、それからおそらく1、2、時間が経過した頃、、 「、、、ぅん?」 ゆっくり起きあがっって、大きく伸びをしたら、窓から夕焼けのオレンジ色の光が差し込んでいる。 あーー、すごいさぼっちゃったーー。 後ろ手ついて立つと何かが腹の上から落ちた。 たぶん、パーカーかな? え、誰の? あの人か?あの手の? でも誰だよ。ご返却できませんよ、これじゃー、あれ、ポケットに紙切れ発見。 ーーーーーーーーーーーー 巧真くんへ 驚かせてごめんね 気持ち良さそうに寝てたから 起こさずにパーカーかけといた 一応ここ、僕の和室だから 暇なときまた来てね 追伸 ずっと前から好きでした 石川 賢人 ーーーーーーーーーーーー これ、手紙や(何故か関西弁)
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