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そのまま、顔が固まったまま
教室のある校舎へ戻る。
案の定、残ってる生徒はいなかった。
寝てた時間、思ったより長かったんだな。
もう6時過ぎ。
俺の足音だけが周りに響いている廊下を
早足で行った。
教室に着いて自分の鞄に色々荷物を入れて、キュッとチャックを閉める。
シーーンとした教室。
な、な、なんだよっ、さっきの!?
え、え?告白的なやつ?
それってつまり一人称「僕」の「賢人」って名前の女の子じゃない限り、相手は男だよな。つまり男だな。うん。
名前知らなかったし、まぁ会ってたとしても仲良い奴じゃいないし。
生徒だよな。先輩とかだったらどうしよ。
「ずっと前から」って相当だよ、、
ん?いや、、
ちょっと待てよ。
そもそもあの手紙本気なん?
(何故か関西弁)
悪い冗談じゃない??
「そうだよな、あははっ」
本気な訳ねぇよなあ。
あーぁ、びっくりした。
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