第9章 白石先輩大作戦

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「いや、まぁ…笙太が今のままでもいいなら、いいんだけどさ」 「…」 笙太は黙りこんだ。 今のままは嫌みたいだ。 〈ピーーッ〉 「次はCチームとAチームの試合だー」 一回目の試合が終わったらしい。 各々休んでいた俺たち含むCチーム達はのろのろと立ってコート内に入っていった。 「やるぞぉー!Aチーム!!」 「おー!」 (Aチーム) 「…」「…」 (Cチーム) 〈ピーーッ〉 あ、Cチームがボール蹴ってる。 「行け行けー!Aチーム!!」 あ、ボール奪われてる。 「ナイスー!Aチーム!!」 あ、ゴールされた。 「よし!いーぞ田中!」 「んー。」(←田中) ゴール決めたの田中かよ。 「笙太、俺たちも頑張るか」 後ろにいる笙太にそう意気込んで振り返ったら、笙太は地面の一点を見つめながら 「こくはく…コクハク、告白…かぁ」 文字変換してた。 「笙太?大丈夫か?」 「告白…confesion…CΠoBiдb…」 ダメだこりゃ。 ほっとこう← 周りを確認してみると、Cチーム達は笙太同様に地面の一点を見ていたり、他の人と喋ってたりしている。 Cチーム、やる気ねぇな!(笑) 「…これは、、、負けたな」 予想通りCチームは、0―7で負けた。 その後、Bチームとも試合して、 例のごとく0―10で負けた。 問答無用でCチームは休んでていいよって言われた。 先生、チーム分けミスったね(笑)
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