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レコン「ザルク……これをお前にやろう」
ザルク「何? 兄さん…ってチョコじゃん。どうしたのこれ?」
ザルクは受け取りながらレコンに問い掛ける。
レコン「い いや……その…なんだ……明日はバレンタインだろ?
俺とお前は男女からチョコを毎年貰っているだろ?
そうなったら……俺がお前に渡す隙が無いと思い……先に渡しておこうかと…///」
ザルク「……。」
ザルクは頬を赤らめ、モジモジしながら言うその姿は普段の兄とは別人に見える。
レコン「ザルク? もしかして迷惑だったか?」
ザルクがチョコを見つめたまま動かないのでレコンは首を傾げながら問い掛ける。
ガバッとザルクはレコンを抱きしめた。
レコン「ッ!?」
ザルク「ありがとう兄さん……とっても嬉しい…
まさか兄さんからチョコを貰える日が来るなんて」
レコン「ザルク…」
ザルク「兄さん…」
2人は見つめ合うとそっと互いの唇を重ねる。
ガサゴソ…とザルクはチョコの外装を剥がすと4つの一口サイズのチョコが見えた。
ザルク「兄さん……まさかこれって兄さんの手作り?」
レコン「ッ! そ そうだ。俺が作った……
本命チョコだよバカ///(ぼそっ)」
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