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   一点の曇りもない冬馬の心に浸っていたら、とんでもないことを言い出した。      「あの日、俺に抵抗したときの強気な目も、最後イくとき俺にしがみついた腕も」  「ちょっ!?冬馬!?」  初めてで、しかも無理やりされて達してしまったなんて、淫乱だと言われたようなもので、顔から火が出そうになる。  冬馬の口を塞いでしまおうと、伸ばした手は、グッと捕まれ、引き寄せられ。  鼻先が当たりそうなほど顔を寄せられて、このセリフ。    「声も、体温も、匂いも、味も、全部、全部覚えてる。今思い出しても超絶愛おしい」
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