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冬馬が乱暴な手つきでカチャカチャとベルトを外し、ズボンはおろか、パンツごと床に投げ捨てると、「ゴッ」と派手な音がした。
もしかしたら、今の音、冬馬の理性の糸が切れた音かもしれないと本気で疑う。
眼前でそそり立つ冬馬の陰茎は、先端が体液でギラギラと光っていた。
やっぱり…。
それを見て、ダメ押しで言った『冬馬の好きにして』は要らなかったな、と早くも味わった後悔の最中ー
「ぅわっっ!!」
押し倒す‥いや、ほぼ「なぎ倒す」に近いくらいの勢いで、ベッドに組み敷かれた。
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