鈴木義男
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「絵梨香…ありがとう。こんなに可愛い物をもらうなんて初めてだ。きっと絵梨香が可愛いから、このお守りも可愛くできたんだな」 「えへへー。えり、はじめて自分の部屋で寝る時ちょっと怖かったけど、ぬいぐるみぎゅってしたら怖くなくなったから。パパも夜一人で怖くなったらぎゅってするといいよ!じゃあいってきまーす」 そう言うと、絵梨香は部屋を出て行った。俺はベッドの上から手を振ってから棚を見やる。
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