第3章 衝突

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「あ、あと、これだけは絶対!」  突然の直央の大きな声に、真璃花と御堂が揃って目を見開いた。 「あの、私のこと、好きじゃないのにそういうふりするのは、もうやめてください。絶対。 ――えっと、そういうことだったんだよね?」  勢いよく言い出したものの、最後は不安げに真璃花に確認する直央に、 「……ぷ」  吹き出した御堂が口元を覆う。
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