第1章 出逢う季節
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「そのうちね。御堂くんみたいに私も、出過ぎた杭になっちゃえば、静かになるかなって。まわりが」 さらりと言う真璃花に、 「なるほど」 御堂が口角を上げた。 埃の舞う、部室というより倉庫と呼ぶのがふさわしい空間で。穏やかでない話をする二人の、二体の人形のようなよく出来た白い顔を、午後の光が柔らかく照らしていた。
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