第1章 始まり

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「この中から好きな場所を5面選べ。ランク1だとまずは5面だ」 おじさんはカウンターに農業ギルドが保有している西区の土地がある。地図を見せてくれた。西区はいろんなギルド固まっているだけの場所で余っている土地は農業ギルドが管理しているらしく。西区の半分が余っていた。 「じゃあ、ここからここまででお願いします」 「おう。畑のランクはどうする? スキルレベルが低いなら最初は低くて大丈夫だ。あと、納屋なんかも置けるぞ。建てる金はかかるけどな」 「じゃあ、畑はランク2で納屋は建ててください」 「わかった。まずは会計な。畑が5面で1万G。ランク2の畑にするってことで5面分で1万G、納屋を建てるのに10万Gだ」 「お願いします。あと、追加で種と農業に使う道具もお願いします」 「おう。わかった」 こうして俺は畑を手にいれることが出来た。早速行ってみようかな。 ギルドを出た俺は、そのまま畑がある場所にたどり着いた。畑の周りには柵が建てられ、中には納屋が出来ていた。レッドが畑に入るとすでに畝が出来ていて、いつでも種まきができる状態だった。 レッドは納屋に入り、納屋の中に今使わなそうな各種素材などを納屋にあるアイテムボックスにしまった。 プレイヤーはインベントリを持っていて、アイテムや装備をほとんど持って歩けるが大量に持ちすぎると必要な時に取り出せなくなる時もあるため、レッドは今買ってきたアイテムをしまったのだった。 「さて、とりあえず畑に薬草の種と野菜の種を蒔いてみようかな。‥あ、そう言えば課金してなかったな。確かメニューから見れたよな」 レッドは種の入った小さな袋を持って言うがふと課金してないことに気がついて、メニュー画面を操作して課金ができる画面に跳んだ。課金はどうやらプレゼントボックスのようでプレイヤーはどれか1つしか買うことはできないらしい。プレゼントボックスは1千円、5千円、1万円から選べ、さらに戦闘用、生産用、育成用などがあった。 レッドは迷わずに1万円の育成用のプレゼントボックスを買うのだった。
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