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 数ヶ月後、おばあちゃんは亡くなった。  お経を上げたあと、火葬されるのを見るのは辛かった。でも、泣いていたのは自分くらいで、あとはみんな悲しいというよりホッとしているようにも見えた。  その後も両親はおばあちゃんのものを次々と捨てていった。おばあちゃんが忘れられていく気がして怖かった。  わたしはゴミ袋の中から湯たんぽだけ取って、自分の部屋へかくした。それから、わたしはおばあちゃんの湯たんぽを抱いて寝るようになった。  ある日、私はいつものように湯たんぽを抱き、眠りについた。すると、夢の中におばあちゃんが出てきた。
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