闇だらけの世界

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私が必死に抵抗した結果、その場に来て状況を把握した親友が助けてくれた。 そのときもぎゅっとしてくれて、一言だけ『話したくなったら私にも聞かせてよ』って。 その一言で、私は落ち着き、周りはもう止めようという空気になった。 それでもただ1人、リーダー格の子は諦められなかったらしく、私の方に向かってきた。 それだったら負けることなんてないと思った私は、彼女のほうに向かい、肩に手をつき、耳元で言った。
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