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一限目が終わり、二限目、三限目、四限目…と、時間はあっという間に過ぎ…
昼です。
「し、秀~!!!!」
「うわっ…どうした?」
食堂へ向かう途中、丁度秀が見えたので、勢いよく抱きつく。
「律さん、一限目の眞鍋センセに目つけられて放課後呼び出し食らっちゃってねw」
「元はと言えばお前のせいだろ!お前が興奮してわけわからん単語ばっかブツブツ言ってるからっ…も…やだ行きたくないぃぃ…」
半泣きになりながら秀をさらにぎゅっと抱きしめる。先程から俺に向けての周りの視線が痛い気がするしヒソヒソ悪口言われてる気がするけど気にしない。
「ふはっ、お前ほんと昔から変わんないのな…」
「~~~っ!秀~!…?」
頭にポンと、手を乗せられ、優しく撫でられる。安心する…と思ったら外野が静まり返る。
直後
「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」
悲鳴。
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