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「っは…っあ…はぁ…はぁっ」
ちょ、早い、早いです、秀さん!息切れが!なんでこいつ息切れ一つしてないん??ほんとに人間??
「しゅ…も…きつ…」
「チッ」
今舌打ちしたね!?!!!?悪かったね!体力なくて!
「しつけぇなっ…律、そこの角の空き教室入るぞ」
「っは…なんでも…い、から、はやくっ」
秀はペースを落とさず俺を引きずり()角を曲がって器用に伸ばした足でドアを開け、空き教室にドーンした。
「っうぉぁっ!」
そしてその反動でバランスを崩した俺は、秀の体にダイブしたのであった。
「ごめん、ちょっとスピード出しすぎたか??」
「いっ…や…はっ…ちょっととかっ…そんなっ…レベルじゃっ…ぐふぉえふぉっ」
「ごめんごめん」
無駄に優しい声色でそういった秀は俺の頭を優しく撫でた。いや、こんな咳してんだから普通背中さすらない??wというツッコミはさておき、マジで疲れた。秀マジで早すぎ体力バケモンすぎ怖いわw
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