偶像

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「いやー。自分も、シュカと一緒に補習組。さすがに卒業かかってるから、サボるわけにはいかなくてさー」  んじゃ! と手を振りながら出ていく、サバサバとした葉月の背中を、セイは見送る。 「……葉月(アイツ)にもノート、コピーしてやるか」  再度、セイは小さくため息を吐いた
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