幅員減少

3/3
前へ
/28ページ
次へ
 青年の名は、エディプス。コリントス王に王子として育てられたが、実の息子ではないという噂を耳にした。心配になったエディプスは真偽を確かめにデルフォイに行き、そこでアポロンの神託を伺うと、王が本当の父かどうかの質問はスルーされ、「父を殺し、母と××する」というとんでもない予言が下る。本人としてはコリントス王の実子であると信じているため、故郷に戻るのはまずかろうと考え、逆の方向に向かった。その先にはテーバイがあり、さっきすれ違った馬車に乗っていたちょっとスケベな王様がライオス王である。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加