プロローグ

1/1
24人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ

プロローグ

「ズドーーーン」  地面が割れるような唸り声が鳴り響いて、あたりが眼もくらむような閃光に包まれた。 「核攻撃でも受けたのか・・・」  男は独り言をつぶやいた。 「隕石が衝突したのだよ」  閃光をバックに人型のシルエットが浮かび上がった。  声はどうやら、その紳士からしているようだった。 「あなたは・・・」 「明日が地球最後の日、そして、これがタイムループ装置じゃ」  男の問いには答えず、シルエットは徐々にその輪郭を失い。  そして、完全に姿を消した。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!