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プロローグ
「ズドーーーン」
地面が割れるような唸り声が鳴り響いて、あたりが眼もくらむような閃光に包まれた。
「核攻撃でも受けたのか・・・」
男は独り言をつぶやいた。
「隕石が衝突したのだよ」
閃光をバックに人型のシルエットが浮かび上がった。
声はどうやら、その紳士からしているようだった。
「あなたは・・・」
「明日が地球最後の日、そして、これがタイムループ装置じゃ」
男の問いには答えず、シルエットは徐々にその輪郭を失い。
そして、完全に姿を消した。
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