挽歌

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5 そしてそれから12時間後に恐ろしい悲劇が発生したのでありました。 恐ろしい悲劇は、深夜3時頃に、玄海島の東の沖合の玄界灘で発生しました。 この時、海上保安部が北朝鮮地域から密漁のためにやってきた不審な小型船がハイカイしていると言う情報がありましたので警戒にあたっていましたが、その時に恐ろしい事件が発生したのでありました。 (ズドーン!!ズドーン!!) この時、密漁船が海上保安部からの呼びかけに応じて停船をしなかったので、巡視艇から警告のためにイカク発砲をしたので、密漁船がその場から逃げ出したのでありました。 それから数分間に渡りまして、密漁船と巡視艇の間でシーチェイスが繰り広げられましたが、上空で待機していた航空自衛隊の戦闘機が密漁船に向けて破壊力の強いクラスター爆弾を投下したのでありました。 (ヒューーーッ…ドカーンドカーンドカーンドカーンドカーンドカーン!!) それでも密漁船が抵抗を続けていたので、別の海域で待機していた巡視艇から破壊力がめちゃめちゃ強いバズーカを発射しまして、密漁船を撃沈させることにしました。 (ドーン!!ヒュー…ドカーン!!) バズーカが密漁船の片方のスクリューに直撃したのと同時に、急発進して暴走してしまったのでありました。 そして、暴走してしまった密漁船が付近で夜漁をしていた中型漁船と衝突をしてしまったあと、恐ろしい閃光のきらめきを放ったあとどす黒い黒煙をあげて爆発炎上してこっぱみじんに砕けてしまいました。
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