【最恐小説】挽歌

【特別書き下ろし】憾婚（いこん）

「智太郎!!」

（ガーン!!ガーン!!ガーン!!）

茂吉は、智太郎がなおも反抗的な態度をとっていたので、ますます怒りをあらわにしていました。

きよみは、智太郎が傷つく言葉を思い切り言うたのでありました。

「あんたはどうしてこなな結末になってしまったのかがわかってへんみたいね…どうしてグーで思い切り殴られたのかがわかってへんみたいね…だから智太郎はクソアホンダラの虫ケラ以下になってしまったのでしょ…」

智江水は、ワナワナと怒りを震わせながら智太郎にこう言いました。

「殴られた智太郎が全部悪いと言うことをおぼえておきなさい!!」

智江水の言葉を聞いた茂吉は、めちゃくちゃになりまして智太郎を殴るけるの暴行を加えていました。

「殴らせ…殴らせ!!オドレは虫ケラ以下だから殴る!!ワーーーー!!」

智太郎は、茂吉からシツヨウに殴られぱなしになっていましたが、反撃することができなくなっていたので『殴られても仕方がないのだ…』と言うことでボロボロに傷ついてしまったのでありました。