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弁護士が言った。
「では、これで完了だな。アン、これを持ち歩くのは多変危険だし、税関申請のこともあるので、それは別途お伝えします。
それからリーアムから私へ個人的な伝言があるんだが、もし二人が受け入れてくれるなら。」
俺と彼女は彼が何を言うのか緊張して耳を傾けた。
「彼は、息子さんたちとアンとMORでディナーをして知り合ってほしいと。その時にアンがよければ指輪の一つを付けてほしいと。すべてリーアムもちで。」
アンはすぐに応えた。
「お受けします。そしてルビーにします。」
俺は、この展開がよく理解できなかったが、頷いた。
弁護士が言った。
「よかった。リーアムが喜ぶでしょう。デービッドは今日はだめなので、クリスと二人で。7時でいいですか?メイン・ダイニングの個室をとるので、セミフォーマルで。」
俺は、このスーツしかない、と思ったがこの美しい女と知り合えるのは胸が鳴った。
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