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しばらくすると彼女の恥部から、クチャクチャという音がしてきました。
湿っぽく、ねっとりとしています。
自分の指が凄く、滑らかに動くようになりました。
濡れてるの……?
自分は彼女に尋ねます。
え……。そうなのかなぁ。よくわかんない……。
ああ、彼女は自分の体の仕組みというか、反応もよくわからないのだ。
秘めたる快楽も、経験していなのかもしれない。
ということは、こんなにも、いじくり回してるのは自分が初めてということでしょうか……。
潔癖な恥部。その感覚というものは……。
自分はどんどん、どんどん欲望を表にだしたくなってきました。だから、ありのままの気持ちを伝えます。
「あのさ……、入れてもいいかな?」
恥ずかしいです……。なんとも厭らしい言い方でしょうか……。
「え……。恐い……」
「そっか。でも、もっと快感が欲しくて、たまらないんだ」
「うーん……」
「ダメかな……」
「痛いって話を聞くし、気持ちの整理が……」
「うん。わかった……。ごめんね、恐がるようなこと言って……」
彼女は気持ちが一杯一杯で、余裕がないのでしょう。自分は追い討ちをするつもりをありません。
強要したくありません。彼女の気持ちを汲みたいのです。
「う……う……う、あっ…う……」
急に彼女は泣き出しました。
「どうしたの?」
「辛くて、しょうがないの……」
「そんな……」
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