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新たな舞台に立ってから数回重ねたデートの夜、晩ごはんを食べ終えたので、彼女を家まで送ろうとしました。
すると彼女はいつもとは違う目をするのです。何か求めているような……。もっと奥に踏み入れたいような……。
今夜は帰りたくないと、ハッキリと言いました。
心が激しく揺さぶられました。エバがアダムに禁断の実を渡そうとした時も、彼はこんな気持ちになったのだろうかと想像する勢いです。
高揚と緊張が入り交じって、自我を撹乱させます。
彼女は純潔な女性で、性的な触合いに抵抗があると言っていました。その彼女がそれを求めるかのような口振り……。
決まったような道を歩むだけではなく、新しい道を開拓しよう。そういうメッセージも込められてるように感じました。
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