第1章 プロローグ…?で、あってる?

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と、男子リーダー格のフレッシュイケメン、(さく)が俺の肩に手をのせる。 「ノアくん。おはよぉ!」 朔と一緒にいたクール系男子の真矢(まや)もひょっこりと、俺の横に現れる。 俺の周りには大勢の友達が集まって来てくれる。コミュ力が高いところだけは、自慢できる点なので、毎日が楽しい。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 俺、結城優吾は教室に入って、ノア様…ノアが囲まれたタイミングを見計らい、俺はさっと抜けて、自分の席に向かった。 俺の前には、俺の良き理解者こと、 隠れイケメン、三坂翔(みさかしょう)が前に座っている。 翔は、ひょいと体を回転させ、椅子にまたがって、俺に話しかける。 「今日も人気ですなぁ、ノア様は。 確かに良いよなぁ、ノア様。気さくだし、話しやすいし…。あ、ごめん、別に喧嘩うってるわけではないんだけどな。」 俺はムッとした表情で翔を見つめる。 「うっせぇ。ノア様に手出したら、殺すぞ。」 俺は翔に鋭い眼と殺人めいた言葉でそう返す。 「うぐっ…分かってるっつーの。お前の敬愛するノア様は、恐れ多くて、手が出せねぇよ。敬愛というより、サイコパス、執着、ストーカーとかと言った方がいいと思うけどな。」     
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