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意地悪くそう囁きながら、ペニスの雫を筆で拭って、西園寺はアザミの乳首を左右の手で弄った。
縄でこすられた粒は筆でやわやわと責められている方よりも硬くなっており、西園寺は熟れ切ったような色を見せるそれを今度は指の腹でくりくりと撫でた。
「ああっ、んっ、んんっ」
胸を突き出すようにして喘ぐアザミの白い肌は、快楽ゆえに徐々に薄桃色に染まってゆく。
「あっ、だ、だめですっ、あっ、あっ、ち、乳首っ、乳首がっ」
「乳首が、なんだ?」
やわすぎる愛撫がたまらないのか、アザミの目尻から涙が零れた。
腹部を艶めかしくくねらせ始めたアザミを見て、西園寺は筆を捨て、両の乳首をつねりあげた。
「ああっ!」
嬌声が零れ、アザミの腹部にちからが込められる。
内腿が、細かな震えを見せた。
西園寺は引っ張った乳首をコリコリと紙縒りを作るように指先を動かし、強弱をつけて押しつぶすようにした。
「ひっ、あっ、あっ、イ、イくっ」
アザミが髪を乱しながら首を振った。
「ち、乳首でっ、乳首で、イきますっ、あっ、あっ、あっ、ああああっ」
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