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最も大きな社会的要請は、会社を辞めないで欲しいというものだった。具体的には、家族から開業など考えずに働き続けて欲しいと懇願された。日清紡から退職したら、家族が路頭に迷うと思いこんでいた。しかし、今、日清紡を辞めて楽しく生きている。世の中に私の才能を求めている人たちがいた。数は少ないから巡り合うまでは大変だったが、エントリーを続けていけばそういう人たちに巡り会うことができる。今は、私のエッセイを求めている会社があると信じて応募している。だれも、老人にチャレンジを勧めないが、老人こそ野心を持ってチャレンジをすべきだと思う。オールド ボーイズ ビー アンビシャス。老人は、少年のような純粋な気持ちをもって社会に対する野心をもって欲しい。はっきりいえるのは、生きている間しか大志を実現することはできないということだ。今回の「加速しながら死へ」の連載で、私の大志が実現する姿を示したいと思う。
死に向かって加速していく中で、光速に近づきワープする時が死ぬ時なのだろうと考えている。もしかすると、光速になる前に体力が続かず死ぬかもしれないが、それは寿命なのだろう。私は残り少ない人生の中で生き急ぐようにしがらみを切って加速していこうと思う。反発の方が多いだろうが、一部の方から称賛を得ることができれば思い残すことはない。石碑や銅像など要らないが、誰かの心に一言でもいいので自分の言葉を遺すことができたらと思う。
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