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ほのぼの?なシャソニ
今日は久しぶりに本でも読んでゆっくりしようとしていた
だがそれは数分で叶わない願いとなった
「シャドーウ!邪魔するぜ!」
と、元気よく勝手に部屋に入ってきたのは自分に良く似たハリネズミ
「...なんの用だ?」
そう問えば彼、ソニックはただへへっと笑って自分が座っているソファの横に腰掛けてくる
いきなり部屋に入ってきてなんなんだ?と不審に思いつつそれ以上何も言ってこない彼から目線を外し再び本を開く
すると
「っ!」
突如ふわっとした香りがシャドウの鼻をくすぐった
シャドウは一瞬何が起こったか理解できず、固まっていた
ただわかることは視界に映る青、密かに伝わる体温、そしていきなりきた衝撃
徐々に理解していくとシャドウはハッとする
自分は今ソニックに抱きつかれているのだと
そうとわかればとりあえず彼に声をかける
「..ソニック?」
シャドウがそう呼びかけると抱き締める腕は更に強くなった
「っ、シャドウ...。お前任務で2週間も家にいなかっただろ?任務だから仕方ないって分かってたんだけど...」
ソニックはシャドウの肩に顔を埋めながらポツリポツリと話した
「でもやっぱり...会えないのが寂しくて。...だからこうして今日やっと会えたのが嬉しくて」
そこまで言ってソニックはパッと顔を上げて
「シャドウっ、おかえり!」
と、嬉しそうに笑った
そんなソニックを見て、今度はシャドウがソニックを抱きしめた
「シャドウ?」とソニックが口を開く前にシャドウが口を開く
「... 僕も、2週間も君に会えないのが辛かった。だから今君と一緒にいることが幸せだ」
そして若干まだ驚いてるソニックを離しお互いに向き合う
「ただいま、ソニック」
微笑んでそう言えば彼は「...うんっ」と再び抱きしめてきた
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