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「で?どんなの?」
「ティンカーベルを頼む」
「は?」
「だから、ティンカーベルだよ」
「あの、うちそんなカクテルないけど…」
「なかったら想像して作ってくれ。もちろん、あの有名な妖精のイメージだ。お客の要望に対し臨機応変に応える。これも一流のバーテンには必要なスキルだ」
「はぁ…」
「トイレに行ってくる。帰ってきたとき素敵なカクテルができていることを期待しているよ」
いぞうは席を立ってトイレに向かった。
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