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「了解した」
「フリード。例の捜索を始めておくれ。慎重にな」
「承知」
「ロークとミライースは遊軍とする。
できるだけ、アルトとジュークのそばにいてやっておくれ。
コレが何を意味するか覚られぬようにな。
とくにアルトは、コレを見てしまった上はこのまま忘れてすませられる
娘ではない。とにかく裏方の足並みが揃うまで真実に近づけさせるな」
ロークワゴンとミライースは頷いた。
「それと、ロークよ」
「はい?」
スカイラインは羊皮紙を伏せてテーブルに置くと、それに話を聞かれたくないみたいに手で押さえつけたまま、言った。
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