第1話-2:レベル1 最初の魔法

4/4
2821人が本棚に入れています
本棚に追加
/396ページ
「魔力切れですね」 校長先生が言った。僕はロビーのソファに横になっていた。 「ということは、もう魔法使ったのか!?」 トイが驚いていた。ロビーにいた他のみんなも驚いて僕を囲んだ。 「そういうことですね。呪文を教えただけで使えるようになるとは、先生も驚きです。キルルさん、今日は慣れないことをして体調を崩しただけですし、今後は魔力切れでもここまでにはならないので安心してください。今日は安静にしてくださいね」 「はい」  僕は素直に返事したあとすぐ寮の自室に戻り、朝まで眠った。
/396ページ

最初のコメントを投稿しよう!