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「魔力切れですね」
校長先生が言った。僕はロビーのソファに横になっていた。
「ということは、もう魔法使ったのか!?」
トイが驚いていた。ロビーにいた他のみんなも驚いて僕を囲んだ。
「そういうことですね。呪文を教えただけで使えるようになるとは、先生も驚きです。キルルさん、今日は慣れないことをして体調を崩しただけですし、今後は魔力切れでもここまでにはならないので安心してください。今日は安静にしてくださいね」
「はい」
僕は素直に返事したあとすぐ寮の自室に戻り、朝まで眠った。
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