落ちた――!

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 すると、しばくして上の階の黒いドアが開き、黒いスーツ姿で長髪の人物が現れた。 「あれ? 誰だ?」  その人物は、サトシに近付きながら、 「よくやったわね」 「ん? 女か……?」  彼は、呆然と立ち上がり、 「なぜ、あの子は、空へ?」 「貴方も分かってるようだけど、この世界には上しかないからよ。つまり貴方から見れば上だけど、彼女は下に落ちていったことになるのよ。さー、中に入って。貴方はこのゲームの勝者よ」  しかし、その女を良く見ると、アンドロイドだと分かった。
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