流流《るる》

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流流《るる》

流流とは江戸幕府に敗れた維新志士達の生き様の呼び名である。  流流の志、それは平和を求める剣という矛盾。  流流達は日本全土に帯刀を広める事で歪んだ武士道の精神を武道にすり替え、日々の鍛練の中で真の武士道を復興させようとしていたのだ。   こうして、民主主義と言う平和の中に 『武士道』という矛盾が広まる事となった。  そして今日(こんにち)、平成の世も30年たった今でも国民達は偽りの魂を腰に掲げている。
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