第一話

1/20
前へ
/159ページ
次へ

第一話

 二0××年十二月二十五日火曜日、午後一時二十五分。 「加瀬先輩……私を忘れてください」  彼女がこの後、僕の名前を呼ぶことは二度となかった。  もう、二度と――。
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加