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「あんたさ、自分の体の事なんだから、もっと気を付けろよ。
それ一本飲んだら100キロカロリー位だろ?
500キロカロリーしか使えないのに、それだけで5分の1も使っちゃう訳?
後、何食べるつもり?」
つい、強い口調になってしまうが、最初が肝心だ。
折角カロリー計算して作っても、それ以外の物を飲み食いしてたら徒労に終わるのだ。
俺の努力も必要だが、本人のやる気が肝心なのだから。
「すいません。
ただの匂いの付いたお水なんだと思ってました。」
大きな体を縮めてシュンとする彼女。
「まあ、これから気を付ければ良いさ。
取りあえず、買い食いは禁止な。
当面は全て俺が用意した物だけ食べてろ。
それが嫌なら、この話は無しだな。」
「分かりました!
約束します。
どうぞよろしくお願いします。」
さあ、本気でダイエットさせてやるよ!
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