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2カ月後、悠太は退院したが
食道閉鎖症の子は、気管にも影響が出るらしく
『泣かせないように!
泣くとチアノーゼが出るから』
と病院から言われていた
忘れもしない、悠太が初めて家に来た時
お風呂に私が入るから、泣いたら抱っこしてね
と言ったのに、ダンナは泣いても抱っこすらせず
悠太を入れて来たクーハンに入れっぱなしでゲームしていた
私:なんで泣かしたんだ!
抱っこしてねって言ったじゃんか!
ダ:大丈夫だっぺ~
かなりムカつきました
その後の生活は、駿と悠太は実家で夕飯とお風呂を済ませてきていた
夕方から駿は泣くし悠太は泣かせられないし
駿はおんぶして、悠太は抱っこしてダンナの夕飯作りをしていた
私はダンナの作りながら、台所で立ちながら食べていた
ダンナは自分は家事育児に参加しないし生活費も入れないのに、私が実家に頼っていて、自分だけ仲間はずれにされていると思っていたらしい
そんな生活が我慢出来なくなり、私は家を出る決心をした
今のまんまなら、ダンナがいてもいなくても同じだと思ったからだ
少しずつ身の回りの物を実家に運んで
ダンナが仕事に行ってる間に実家に移動
携帯もその頃持っていたが、着信拒否にしておいた
2、3日してから、ダンナは実家に来た
私の親、通称オババは私の父親と離婚していたので女1人である
ダンナは舐めてかかった
私とオババは女なので、オババが話合いをしようとすると
ダ:テメェは黙っとけ!
オババ応戦!
オ:テメェとはなんだ!ふざけんな!
私:アンタとは話したくないから帰れ!
もともとは気の小さいヤツなので、一旦引き下がって帰っていった
その後、オババの現在の彼氏に居てもらい
その彼氏とダンナが話合いをする事になった
オババの彼氏さんは職人さん
結構、力を貸してくれた
彼氏さんが納得行くまで、私と子供達には会わせないと宣言
ダンナは震え上がり、泣くまで説教された
泣いて謝り、土下座までしてきたので
離婚届に署名させ、
私:離婚したつもりでやり直すなら戻る
誓約書にもサインしろ!
誓約書
子供達の面倒はキチンとみる
生活費も入れる
賭け事も辞める
ちゃんと話合いをする などなど
何か沢山書いた気がする
結局、戻ってから半年もしないうちにこの約束は破られる事になった
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