カフェでゆったり

5/12
前へ
/64ページ
次へ
エミちゃんは、わたしの働いているコールセンターでの同期。年齢はエミちゃんの方が一つ上なんだけど、なんでも話せる友達なのだ。 わたしは、漫画家を目指していてエミちゃんは、小説家を目指している。 そして、このエミちゃんはくせ者で自分の書く小説にわたしを登場させて、あることないこと書くとんでもない人なんだ。 ついこの前も、わたしの夢美という名前を『夢子(ゆめこ)』や『夢助(ゆめすけ)』はたまた『夢太(ゆめた)』って男性の名前に変更して面白おかしく書くのだから許せない。 こんなエミちゃんになんか絶対に負けないから! だけど、エミちゃんのおかげでやる気に火がついてるのもこれまた事実なのだ。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加