幼馴染と 迎える朝と

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文化祭が終わった後、武田が連れてきてくれた友達とラインで意気投合し、何があったかは忘れてしまったが遊びに行くことになった。 しかし、さすがに男子二人に女子一人というのはにがおもく、私は先輩と騒ぎ立てていた友達の一人雪をつれていくことにした。 場所は遊園地。だった、のだが、やはり合コンのような状況で気まずかった。ラインで話すようにはなかなかいかない。 私は友達とそのあと大いに反省した。 やはり、女子校生にはこんなハードルの高いことはできない。 そう悟った。 そこからは、一年に一回お互いの文化祭に行きあうくらいで、ラインで会話するのがほとんどだった。 でも、問題はその内容だった。 最初はタイムラインで彼女にしたいやつにタグ付けすネタのようなことをやっていたのだが、その回数を重ねるごとに「武田君は絶対さちかのこと好きだよ!」といって、はやし立てた。 もちろん武田はそんなつもりないだろうし、私もそんなに本気で受け止めてはなかった。 でも、人は何度も言われるとそんな気がしてきてしまう生き物なのである。 私はそんな人類の代表だった。
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