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ある日の夜、雌竜はシケレペを煎じて雄竜に飲ませようとするが、シケレペはもう無くなっていた。
雄竜はもう動けない位弱っている。雄竜は、シケレペを飲まなければ死んでしまうほど、すでに弱っていた。どうにかしなくてはいけない、このままでは数時間で、死んでしまう。
雌竜は外へ出てシケレペをとってくる決断をした。
雌竜は白狐に雄竜の見張りを頼み、大きな翼を広げ空へ飛び、現地に向かった。
時間がない。
シケレペはこの地では実らないため、1,400km先にあるすごく、遠く、寒い山地にある。
雌竜は急いで飛ばした。もうそんなに寿命が無いことは分かっていた。だから急いだ。
雌竜は山地に着くと、サッと幾つものシケレペを成るべく多く採取し、手でつかみ、森に帰った。もう気づけば、2日もたっていた。その日の夜。雌竜は森に降り戻った。すると、あたりは暗闇に覆われていた。
雌竜は不気味におもった。すごく怖いと雌竜は感じた。
聖地である、森には竜が居ることでいつまでも金色の灯りが灯火場所。そこに、植物や木々が育ち、動物たち、昆虫が立ち寄る。
あたりをよく見回すと、植物は枯れ、動物や昆虫は見当たらない。
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