やばい休日にご注意を

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*R18 「倫太郎……お前の声もっと聞きたいから手、離して、お願い。」 有栖川がお願いすることなんてないから、俺は面食らって思わず振り返ってしまった。眉が下がった有栖川の表情に余裕は感じられず、肩に顔をうずめようとしていた。 ……なんていうか、可愛い……。 有栖川に可愛いという感情を抱いたのは数少ない。 あったか?なかったかもしれない。 どっちでもいいけど、とにかく今はこの仕草、表情がとてつもなく可愛いく見える。 「き、恭平……。」「俺のお願い、聞いてくれる?」 「う……。」ずるいんだよ、こういう事も出来ちゃう有栖川がむかつく。「こ、声なんて、いくらでも聞いてる……だろ……。」「倫太郎のエッチな声が好きなの。」 「バッ、バッカじゃねぇの……んぁっ。おまっ!!わざとやってるだろ!それ!!!」上目遣いだった表情はあっという間に見えなくなって、無理矢理に肩に顔をうずめ、首に舌を這わせてくる。 「俺ってさ、滅多に”お願い”なんて言葉を口にしないだろ?なんでかわかる?」 リップ音を立てながら身体中キスし始める有栖川。 「な、んっ……なんで、だっぁっ……やめて……んっ。」 「やだ。やめない。お願いの話なんだけど、倫太郎にお願いしなくても勝手に俺の願いは叶っていくからさ。」 有栖川の顔が下に向かっていき、止まった場所で吐息が漏れそれが肌に触れゾクッと身体が震えた。 手を伸ばし濡れた俺のそれを握りしめると「それにさ俺の言葉だけで、こんなに勃起してくれるなんて最高の恋人だと思わない?」顔がゆっくりと降りてくると、先端に優しくキスをする。 そんな事をされて反応しない方がおかしい。 「あっ。」 「フフフ。それそれ。その甘ったるい声が最高にいいんだよ。わかる?俺のまで勃ってんの。お前と一緒。」そう言って有栖川は俺のものを口に入れた。 「ちょっ!!あぁっ……だめっ…すぐ、でちゃ……。」 「ちょっろは我慢しろよな?」 口の中に入れたまま話をされるのは辛い。 下腹部に力がこもる。 出すなと言われても無理な気がしてきた。
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