終わり。

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あの日胸騒ぎがしたんだ。 なんとなく君が居なくなる気がして。 でも前日に関係の解消について揉めた後継続が決まって居たから、大丈夫だと思っていたんだ。 「この世に偶然なんてない。あるのは必然だけ。」 その言葉が頭を過ぎった。 これがすべて神様に仕組まれた事だとしたならば、恐ろしい試練を与えたものだ。 どうやら神様は私が嫌いらしい。生まれてこのかた付いていたことが無い。これも必然だったというならば、全ての可能性重なる事を予測しての出来事だとしたら、抗う事すらしたくなくなるだろ。
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