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「ここ、舐めて・・ちょうだい」
「舐めるだけでいいの?」
昔はあんなに可愛かった渉。いつからこんなに意地悪になったんだろう。
「だから・・・わ、渉ので・・・気持ちよくさせて」
恥ずかしさをかなぐり捨て、しどろもどろになりながら言葉を紡いだ。
息子の気持ちを発見してしまった湊斗がたどり着いた答えは、父親としてではなく、恋人として生きる道だった。
陰茎をめいいっぱい渉の口でしごかれ、蜜をこれでもかと吸いとられ、やがて秘所に灼熱の塊があてがわれ一気に貫かれた。
「わたる・・・ひぃ・・・あぁ!」
背中を大きくしならせる湊斗。
口付けを交わすと、身も心も混じり合い、トロトロに蕩けていく。
「渉、好きーー大好き」
湊斗は泣きながら息子の肩にしがみつき、めくるめく甘い初夜はこうして始まったのだった。
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