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足摺りて たな知らぬもの 頬張るも ころもまとうて 食えど飽かぬも
足摺りて
たな知らぬもの
頬張るも
ころもまとうて
食えど飽かぬも
『若紫』
※表紙も併せて三様、どの若紫も、紛うことなき『若紫』にありながら、“想ひの行方”が少しずつ変わり行くにつれ……?
萌黄の灯の如き碧の瞳を輝かす、
若紫の抱きし想ひは、彼方の源氏の袂へと————。
桃の実る淡き薄紅の眸を耀かす、
若紫の認めし想ひは、料理の師匠の隣へと————。
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