シローがユーキで、ユーキがシロー

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「うぐっ!?」  なんだこれ! 身体かったい! 首肩背中腰が同時にぼきって音したんだけど! 「気を付けろ。俺の身体はひどく疲れてる。ひどくだ」  りょ、了解です。 「で、だ」  と、俺の身体のユーキさんがしかめっ面のまま話し出した。 「入れ替わったのはわかったな?」  はい、と頷きながらまた正座に戻ろうとしたら軽く蹴られた。 仕方がないのであぐらを掻く。 「……漫画だと頭ごっちんしたりしますよね」 「俺の顏でごっちんとか言うのやめてくんね? あとシロちゃんの身体だったら俺は平気だけど俺の身体のシロちゃん絶対ヤバイけどな」 「健康一番でいきましょう」
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