シローがユーキで、ユーキがシロー

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「──はい……?」  うーわ、すげぇしかめっ面の俺。 っていうかシロちゃんなんだけど。 「起きろ」 「……はい? あの、見えないです」  そりゃそうだ。眼鏡を忘れている。 「っていうか俺の声がす、る……」 「そう、お前が俺になってて、俺がお前になってるからな」  俺の目が──っていうか、シロちゃんの目がだんだんと大きく開いていく……だぁーっもうめんどくせぇ!! 「とりあえず入れろ」 「え、はい……? ここはヘースケさん家じゃ……」  だから違うっての!
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