第2話 魔法学校に入学

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【中庭】 「スーハー…スーハー… 今日は天気が いいからとても空気が気持ちいい!」 由紀が深呼吸をしていると 生徒たちの笑い声が聞こえた。 「よーし、行くよ! キュア・アップ・ラパパ! ほうきよ!空を飛びなさい。」 「すごい!遥、空飛んでるよ。」 「私、風になったみたいに気持ちいい。」 由紀は思った。 どうして私だけ、 魔法のほうきと魔法の杖と 魔法の呪文が覚えていない。 その時、校長先生が来た。 「君も早く、あの子たちと一緒に 仲良くなりたいんだな?」   校長先生がそう言うと由紀はこう言った。 「はい…でも…私…魔法のほうきと 魔法の呪文も持っていないので…。」 由紀がそう言うと校長先生が、 魔法のほうきと魔法の杖を由紀に渡した。 「ではこれをどうぞ。」 「ありがとうございます! すごい軽いですね。」 由紀は嬉しそうに笑った。 
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