第3話 初めての授業

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【1年星組】 「ここまで質問ありますか?」 先生が言うと1人の男子生徒が 元気よく手を開けた。 「はいはーい!」 「はい、桐谷くん。」 「はい!ゴリラを出すにはどんな 魔法の呪文を唱えるんですか?」 っと男子生徒が面白い事質問すると 生徒たちは大爆笑していた。 「はい、桐谷くん、 授業が終わったら後で職員室に来なさい。」 「アイムソーリーひーげそーり!」 「あはははははは!」 「桐谷くんってやっぱり面白い!」 「もういい桐谷くん、座りなさい。」 「はい!」 「では十六夜さん、 何か聞きたい事はあるかな?」 「私!もっと魔法を使いたいです!」 「では十六夜さん、 授業が終わったら君も職員室だ。」 「え~っ!冗談はよし子さん。」 「ハッハッハッハ、冗談だ。 十六夜さんは魔法を使って何をするんだ?」 「私、子供の時から空を飛ぶのが好きで、 いつか私も空を飛んでみたいと 思っています。」 「なるほど、では十六夜さんだけ 今日の放課後補習しましょう。」 「はい、わかりました。」
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