第3話 初めての授業

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それから授業が終わると 由紀以外は補習を受ける事にした。 ちなみに補習担当の先生は何とイズ先生で、 とても美人な先生だ。 【中庭】 「では今から補習を始めます。 まず最初に私がお手本を見せますね。」 イズ先生がそう言うと魔法の杖を取り出した。 「キュア・アップ・ラパパ! 雲よ、わたあめになりなさい!」 魔法の呪文を唱えながら魔法の杖は 空の雲にわたあめを描いた。 そして本当に本物のわたあめが完成した。 「はい、わたあめの出来上がり。 どうぞ召し上がれ。」 「わ-い!ありがとうございます。 いただきます、あっ、美味しい。」 「良かったですね。 では実際にやってみましょう。 十六夜さんは初めてだと思いますので、 まずは焦らずにゆっくりやってください。」 「はい。 キュア・アップ・ラパパ! 雲よ、わたあめになりなさい!」 そして由紀の魔法の杖を空に向けると 空からわたあめが出来たが 形がバラバラになって失敗してしまった。 「そんなあ~っ!」 由紀は思った。 どうして上手く行かないんだろう? でも何回も練習したらきっと出来るはず。
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