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それから授業が終わると
由紀以外は補習を受ける事にした。
ちなみに補習担当の先生は何とイズ先生で、
とても美人な先生だ。
【中庭】
「では今から補習を始めます。
まず最初に私がお手本を見せますね。」
イズ先生がそう言うと魔法の杖を取り出した。
「キュア・アップ・ラパパ!
雲よ、わたあめになりなさい!」
魔法の呪文を唱えながら魔法の杖は
空の雲にわたあめを描いた。
そして本当に本物のわたあめが完成した。
「はい、わたあめの出来上がり。
どうぞ召し上がれ。」
「わ-い!ありがとうございます。
いただきます、あっ、美味しい。」
「良かったですね。
では実際にやってみましょう。
十六夜さんは初めてだと思いますので、
まずは焦らずにゆっくりやってください。」
「はい。
キュア・アップ・ラパパ!
雲よ、わたあめになりなさい!」
そして由紀の魔法の杖を空に向けると
空からわたあめが出来たが
形がバラバラになって失敗してしまった。
「そんなあ~っ!」
由紀は思った。
どうして上手く行かないんだろう?
でも何回も練習したらきっと出来るはず。
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