第4話 由紀の努力

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【中庭】 「あの…イズ先生。」 由紀がイズ先生を呼んだ。 「どうしましたか、十六夜さん。」 っとイズ先生が言うと由紀はこう言った。 「私…1つだけ覚えたのはいいんですが…、 私、たくさん覚えたいんです! イズ先生何かいい方法ありますか?」 「そうですね…十六夜さんはまだ、 高校1年生ですから確かに覚える事は たくさんありますね。」 イズ先生が言うと由紀はこう言った。 「はい。でも私…。」 「十六夜さんの気持ちは 先生もよく分かりますよ。 だからそんなに焦らないで頑張りましょう。 その分、時間はたっぷりありますよ。 だから心配いりませんよ。」 「そうですね、 わざわざありがとうございます。」 「いいのよ、さぁ補習授業は これくらいにして今日は早く下校しなさい。」 「はい、ありがとうございました。 さよなら。」 「はい、また明日。」
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