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【中庭】
「あの…イズ先生。」
由紀がイズ先生を呼んだ。
「どうしましたか、十六夜さん。」
っとイズ先生が言うと由紀はこう言った。
「私…1つだけ覚えたのはいいんですが…、
私、たくさん覚えたいんです!
イズ先生何かいい方法ありますか?」
「そうですね…十六夜さんはまだ、
高校1年生ですから確かに覚える事は
たくさんありますね。」
イズ先生が言うと由紀はこう言った。
「はい。でも私…。」
「十六夜さんの気持ちは
先生もよく分かりますよ。
だからそんなに焦らないで頑張りましょう。
その分、時間はたっぷりありますよ。
だから心配いりませんよ。」
「そうですね、
わざわざありがとうございます。」
「いいのよ、さぁ補習授業は
これくらいにして今日は早く下校しなさい。」
「はい、ありがとうございました。
さよなら。」
「はい、また明日。」
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