第4話 由紀の努力

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【十六夜家】 「ただいま!」 「あら、由紀お帰りなさい!」 「あれ?お母さんそれは…。」 「あっ、これ? 由紀が前に勉強したいって言ってたから、 勉強道具を買っておいたから、 いつでも勉強が出来るよ。」 「ありがとう、お母さん! 私、立派な魔法使いになれるように 頑張るから。」 由紀がそう言うと母親は笑顔で頷いた。 「ねぇ、お母さん。」 「ん?」 「私、今日ね放課後の補習授業で、 イズ先生から新しい魔法語を覚えたよ。」 「へぇー、もう補習授業が出来るんだね。 でも由紀に対してはすごいじゃない?」 「ありがとう、お母さん! 私、これからも毎日頑張るつもりだよ。」 「でも無理しちゃダメだよ。」 「うん、わかったよ。」 そして由紀は自分のカバンを持って 部屋に移動をした。
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